東大門タッカンマリのおすすめ人気店!横丁の名店を紹介

東大門タッカンマリ(鶏一羽の水炊き鍋)

「鶏の水炊きやろ?日本にもあるやん」。タッカンマリを韓国で勧めると、たまにそう返されるんよ。けど、東大門の横丁で食う一杯は、ちょっと話がちゃうんやな。

ぐつぐつ煮えた鶏を、自分で合わせたタレにつけて頬張る。〆には鶏の出汁を吸ったカルグクスをすする。煙も脂もないのに、なぜか妙に忘れられん味になる。半世紀続く横丁には、それだけの理由があるんや。

厄介なんは、似た名前の専門店がずらっと並んどって、どこに入るか迷うこと。ここでは横丁のおすすめ人気店から、タレの作り方・頼み方、アクセスや営業時間の段取りまで、東大門で迷わんように案内していくで。

東大門のタッカンマリ横丁とは?

タッカンマリを東大門で食うなら、まず目指すんは「タッカンマリ横丁」っちゅう通りや。専門店が10軒以上ずらっと並んどって、ここがタッカンマリ発祥の地とも言われとる。

そもそもタッカンマリ(닭한마리)は、韓国語で「鶏一羽」っちゅう意味や。その名のとおり、鶏を丸ごと一羽、ネギやジャガイモ、トック(餅)と一緒に煮込んだ水炊き鍋やな。焼肉やコプチャンみたいな脂もんとは真逆で、あっさりした塩気のスープが身上や。やから、飲んだ後のシメにちょうどええんよ。

この横丁ができたんは1970年代後半。半世紀ちかく、地元の人にも観光客にも愛されてきた通りや。夜遅くまでやっとる店もあって、東大門の夜と相性がええ。まずはこの横丁に行けば、ハズレは引きにくいで。

東大門タッカンマリ横丁のおすすめ人気店

東大門のタッカンマリ横丁で迷うたら、「老舗の元祖系」か「タレを自分で調整できる観光客向け」かで選ぶとええ。代表的な人気店を並べとくで。

店名特徴創業・歴史こんな人に
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ横丁を代表する老舗。いつも一番混んどる1978年創業元祖・王道を押さえたい
孔陵タッカンマリ 東大門店にんにく・からし・醤油でタレを自分好みに調整。鶏が大きくスープあっさり2013年に横丁入りタレを自分で作りたい・観光で安心
元祖ウォンハルメ ソムンナン タッカンマリ韓国のグルメ番組でも度々紹介された名店1970年代創業地元評価の高い店で
陳元祖補身タッカンマリ韓方を使ったスープが特許。鶏の臭みが少なくさっぱり老舗中の老舗クセのないスープが好み

ワシの本音を言うと、初めてなら一番混んどる陳玉華ハルメに並ぶのもアリやけど、回転は早いから見た目ほど待たんことも多い。タレを自分でいじって遊びたいなら孔陵が面白い。どの店も横丁の中で歩いて見比べられる距離やから、湯気の立ち具合と混み具合で一軒選ぶ、っちゅうのが横丁らしい楽しみ方やな。

ちなみに、似た名前の店が並んどるんは横丁の宿命や。「元祖」「ハルメ(おばあちゃん)」「陳」みたいな看板が入り乱れとる。ワシも一度、「元祖」の二文字につられて隣の店に入ってもうたことがあるんよ。

味は悪うなかったけど、目当ての老舗はその二軒先やった、っちゅうマヌケなオチや。目当てがあるなら、韓国語の正式名か地図で店をちゃんと確認してから入りや。

タッカンマリの食べ方・頼み方

タッカンマリは「鍋が来る → 自分でタレを作る → 鶏を食う → 〆にカルグクス」の流れを覚えとけば、現地で困らん。

まず注文や。タッカンマリは基本「一羽(ハンマリ)」単位で頼む。2〜3人でつつくのにちょうどええ量やから、一人やと多いこともある(これは後の段取りの章で触れるで)。鍋が運ばれてきたら、グツグツ煮えるまでちょっと待つ。

ここからが韓国流で面白いとこや。卓上のにんにく・からし(マスタード)・醤油・酢、それに青唐辛子やダデギ(薬味だれ)を、自分の好みで小皿に合わせてタレを作る。日本の水炊きはポン酢が用意されとることが多いけど、韓国は「自分でタレを組む」のが当たり前。これがけっこう楽しいんよ。最初は醤油・酢・からしを同量くらいから始めて、にんにくと唐辛子で味を締めるとええ。

・鶏:煮えた身をタレにつけて食う。骨離れがよくて柔らかい
・スープ:そのまま飲んでよし。塩気を足したいときは卓上の塩で
・〆:残ったスープにカルグクス(韓国式の麺)を入れるのが定番。ポックンパ(炒飯)を頼める店もある

最後のカルグクスまでが、タッカンマリのワンセットや。鶏の出汁を吸った麺が、これまた効くんよ。鶏を一羽まるごと鍋で囲んで、最後の一滴まで出汁を残さず食い切る。日本にも鶏鍋は数あれど、この“一羽を囲んで完食する”一体感は、なかなか無いもんやで。

 東大門でタッカンマリを食べる前に(段取りと注意)

東大門でタッカンマリを食うなら、「アクセス・営業時間・支払い・一人の可否」の4つを先に押さえとけば、現地でまごつかん。

横丁の段取りと注意点を、表にまとめとくで。

項目中身対策・メモ
アクセス地下鉄1号線「鍾路5街」駅、または東大門エリアから徒歩圏出口を出たら横丁の場所を地図で確認。広蔵市場も近い
営業時間夜遅くまでやっとる店が多い深夜・閉店時間は店ごとに違う。事前に確認
値段1羽あたり3万ウォン前後(2〜3人でつつく量)が一つの目安サイド・酒・〆で総額は上がる。実額は現地メニューで確認
支払いカードが使える店が多いが、現金が要る場面も多少のウォン現金を持っておくと安心
一人一羽が基本で量が多め。一人だと頼みにくい店もある一人OKか、ハーフ対応があるか入店時に確認
並ぶ人気店は混む。ただし回転は早めピーク(夜)を外す、または待つ覚悟で

現地のリアルを言うとくと、横丁は観光地でもあるから、店先で日本語で熱心に呼び込まれることもある。タッカンマリ専門店は基本まっとうで、ぼったくりっちゅうほどの店はそうそう無い。ただ観光地価格で、ローカルの食堂よりは気持ち高めなのは頭に入れとけ。

ほんまに気をつけたいのは、値段より“頼みすぎ”のほうや。一羽が思った以上にボリュームあるのに、マンドゥ(餃子)やトック、酒をあれもこれも足すと、二人で軽く想定を超える。ワシも勢いで頼んで、腹も財布もパンパンにしたクチや。サイドは単価を聞いてから、まずは一羽+〆くらいで様子を見るとちょうどええ。

それと、これはタッカンマリに限らんが、深夜の東大門は人通りが多くて活気がある一方、酔っぱらって路地で財布を出しっぱなしにせんことや。鍋もグツグツに熱いから、子ども連れや酔った勢いでの取り分けはやけどに気をつけ。あったかいシメを楽しむためにも、最後まで気は抜かんとこな。

タッカンマリの後はどう過ごす?

タッカンマリで腹をあっためたら、東大門の夜をそのまま楽しむのが王道や。東大門は深夜まで動いとる街やから、シメの後でもやることはある。

すぐ近くには広蔵市場があって、屋台のユッケやピンデトッ(チヂミ)をつまみ歩くのも乙や。東大門は夜通しの卸売市場やファッションビルもあって、夜更かし派には飽きん街やな。あったかいタッカンマリでリセットして、もう一軒いくか、ホテルに帰って整えるか。そのへんは自分の腹と相談や。

脂もんで攻めたい夜は、コプチャン(ホルモン焼き)も渡韓グルメの王道や。明洞・弘大・江南のコプチャン事情は別記事でまとめとるから、そっちも読んどき。

よくある質問

Q
 東大門でおすすめのタッカンマリの店はどこですか?
A
東大門の「タッカンマリ横丁」に専門店が集まっています。横丁を代表する老舗の陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ、タレを自分好みに調整できる孔陵タッカンマリ、グルメ番組でも紹介された元祖ウォンハルメ ソムンナン タッカンマリなどが知られています。
Q
タッカンマリはどうやって食べますか?
A
煮えた鶏を、にんにく・からし・醤油・酢などで自分好みに作ったタレにつけて食べます。スープはそのまま飲んでもおいしく、最後はカルグクス(韓国式の麺)を入れて〆るのが定番です。
Q
タッカンマリは一人でも食べられますか?
A
店によります。一羽(ハンマリ)単位が基本で量が多めのため、一人だと頼みにくい店もあります。一人で行くなら、一人前やハーフの対応があるか入店時に確認すると安心です。

まとめ

ざっと振り返っとくで。東大門でタッカンマリを食べるなら、まずは専門店が並ぶ「タッカンマリ横丁」を目指す。店選びは、元祖・老舗の王道でいくなら陳玉華ハルメ、タレを自分で組んで遊ぶなら孔陵、っちゅう具合に、好みで一軒決めればええ。

食べ方は「鍋が来る → 自分でタレを作る → 鶏を食う → 〆にカルグクス」を覚えとけば現地で困らん。段取りは、アクセス・営業時間・支払い・一人の可否の4つを先に押さえる。サイドや酒で会計が伸びやすいから、予算だけは頭に置いとけ。

タッカンマリは、脂もんで攻めた韓国の夜をやさしくリセットしてくれる一杯や。あったかいスープで腹を整えたら、また東大門の夜に繰り出すなり、ホテルで休むなり、自分のペースでいき。整えて遊ぶ、それがワシの流儀やからな。